fluentdにはubuntu向けのdebパッケージが提供されているが、debianは公式にサポートされていない。 これをdebian wheezyにインストールするには、何かと苦労があるようである。 そこで今回はfluentdをgemからインストールすることにする。
インストール
fluentdはそのまんまgem install fluentd
でインストールできる。
gem install fluentd --no-ri --no-rdoc
設定ファイルの出力
続いてfluentd --setup
でfluentdの設定ファイルを出力する。 ここは悩みどころなのだが他のデーモンと揃えるなら/etc/fluentd
以下に設置するのが良いと思う。
mkdir /etc/fluentd
fluentd --setup /etc/fluentd
起動
fluentd
コマンドでfluentdを起動する。 -c
オプションで先ほど出力した設定ファイルを指定する。 -vv
は詳細な出力をするオプションである。 以下のコマンドは必要に応じてバックグラウンドで実行させよう。
fluentd -c /opt/fluentd/fluent.conf -vv
テストでは気にしなくて良いが、実際にはfluentdへの権限は適切に与えたいところだ。 様々なログを読む都合上、root権限で動かしたくなったりもするが…。
テスト
fluentdが正常に動作しているかテストしてみよう。 fluent-cat
を使えばfluentdに任意のログを送信することができる。 以下のコマンドを実行してみて、fluentd
を実行しているターミナルに出力があれば成功だ。
echo '{"json":"message"}' | fluent-cat debug.test
参考