Gitには以下4種類の設定がある。 より狭い範囲の設定が優先される。
- system – システム全体の全ユーザ共通の設定。/etc/gitconfigに書かれる。
- global – あるユーザの全リポジトリ共通の設定。~/.gitconfigに書かれる。
- local – あるリポジトリの設定。.git/configに書かれる。
- file – リポジトリ中のあるファイルの設定。.git/configに書かれる。
なおgit configコマンドのデフォルトはlocalへの設定になる。 別の範囲の設定にするには以下のようにオプションを指定する。
git config --global user.name foo
user.nameとuser.emailの設定値がコミット時のユーザの情報になる。
git config user.name foo
git config user.email bar@example.com