AWSの性能レポーティングツールであるAWS-Reportingを公開した。 8月頭からコツコツと作っていたもの。
概要
AWS-ReportingはAWSの性能レポーティングツールである。 Amazon CloudWathcからデータを取得して、HTML形式でレポートを出力する。 スクリーンショットは以下のような感じ。
デモ
レポートのサンプルには以下からアクセスできる。
インストール
gemとして公開しているため、gem install
でインストールできる。
gem install aws-reporting
使い方
設定
aws-reporting config
コマンドを実行する。 AWSのアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを設定する。 もちろんIAMも使える。
aws-reporting config
レポート生成
aws-reporting run
コマンドを実行する。 このコマンドにより、AWS-ReportingはAmazon CloudWatchからデータを取得し、/path/to/report
にHTML形式でレポートを保存する。
aws-reporting run /path/to/report
レポート確認
Firefoxを使っているなら、HTTPサーバなしにレポートを開いて直接参照することができる。 他のブラウザのために、AWS-Reportingは簡単なHTTPサーバ機能を備えている。
aws-reporting serve
コマンドを実行する。 HTTPサーバが立ち上がり/path/to/report
が公開される。 デフォルトのURLはhttp://localhost:23456/
である。
aws-reporting serve /path/to/report
便利な使い方
レポート生成をcronでスケジュールする
デイリーでレポートを出力するにはcrontab
で以下のように設定すると良い。
0 0 * * * aws-reporting run /path/to/report/`date +"\%Y\%m\%d"`
レポートは/path/to/report/20140824
のように保存される。
HTTPサーバでレポートを公開する
例えば、nginxのバーチャルホスト設定は、以下のようになる。
server {
listen 80;
server_name your.domain;
root /path/to/report;
index index.html;
}