Linuxではcpulimit
を使えば、プロセスのCPU使用率を、指定した値に制限することができる。 cpulimit
はDebianではcpulimitパッケージでインストールできる。
apt-get install cpulimit
cpulimit
はプロセスの指定に以下3つの方法が使える。
- プロセスIDによる指定
- プログラム名による指定
- 絶対パスによる指定
cpulimit -p 1234 -l 50
プロセスIDが1234
のプロセスのCPU使用率を50%に制限する。
cpulimit -e foo -l 50
プログラム名がfoo
のプロセスのCPU使用率を50%に制限する。
cpulimit -e /usr/bin/foo -l 50
絶対パスが/usr/bin/foo
のプロセスのCPU使用率を50%に制限する。
なお-l
の値はシングルコアCPUなら最大100だが、マルチコアの場合は100より大きな値になる。 top
等で見ながら狙い通りの値になるように調整すると良い。