vimで素早くカーソルを移動をするのに欠かせない機能としてマークがある。 マークはma
のようにして行に印を付け、あとからその印に`a
のように移動できる機能である。 ユーザはa
からz
までのマークを自由に使うことができる。
しかし、マークは画面には表示されないし、マークの一覧を表示する:marks
の出力もいまいちわかりにくい。 マークを多用していると、何処にどんなマークを付けたのか忘れてしまうこともしばしばだ。
ShowMarksはこの問題を解決するvimプラグインだ。 このプラグインを導入すると、バッファの左端にマークが表示されるようになる。 これでせっかく付けたマークを忘れてしまうこともなくなる。
インストール
Vundleを使っていれば、以下を.vimrc
に書いて、:BundleInstall
すればインストールできる。
Bundle "ShowMarks"
Vundleの導入方法についてはVundleでvimプラグインを管理するを参照。
使い方
ShowMarksを導入すると、自動的にマークが表示されるようになる。
他に、以下のキーマップが定義される。
- \mt – マークの表示/非表示をトグルする
- \mh – 現在の行のマークを削除する
- \ma – 現在のバッファのマークをすべて削除する
- \mm – 現在の行に未使用のマークをつける
特に\mm
で未使用のマークが付けられるようになるので非常に便利である。 マークを使うなら欠かせないプラグインと言えるだろう。