M+ FONTSはフリーで高品質な日本語フォントだ。M+ FONTS本家では実験的にWebフォントが公開されているが、残念ながら形式はTTFのみとなっている。これでは未だあなどれないシェアを持つInternet Explorerでは利用できず、より軽量なWOFFに対応したブラウザでもその恩恵にあずかることはできない。
今回、M+ FONTSを本格的にWebフォントとして活用したいと思い、先に紹介したttf2eotとsfnt2woffを使って、M+ FONTSの全TTFファイルをEOTとWOFFの両形式に変換した。さらにM+ FONTSはフリーなフォントなので、本家M+ FONTSに倣って、変換したフォントをオープンソース化してSourceForge.jpでホスティングするようにしてみた。
変換したフォントに加えて、全フォントの@font_face
定義を記述したCSSも併せて公開しているので、これでCSSを数行書くだけで、どこからでもあらゆるブラウザでM+ FONTSを利用してページを表示させることができるはずだ。M+ FONTSのような高品質な日本語フォントがフリーなライセンスで配布されていて本当にありがたい。