仕事でEclipseを使っていて覚えた、便利な7つのショートカットキーを紹介する。これを知っているだけでも、Eclipseを相当使いこなすことができるはずだ。
Ctrl + Shift + R
Open Resourceダイアログを開く。
Open Resourceダイアログは、ファイル名で部分一致の絞り込みを行い、ファイルを開くダイアログだ。
ポイントとして、この絞り込みでは小文字の入力を省略することができる。例えばFB
はFooBar.java
にマッチする。慣れれば大文字だけをタイプして、長い名前のファイルも一発で開くことができる。
F4
Type Hierarchyを開く。
通常は編集中のクラスの階層が開く。もしソースコード中のクラス名にマウスオーバーしていれば、そのクラスの階層を開くこともできる。クラスの継承関係を調査するのに便利である。
Shift + Ctrl + O
Organize Importを実行する。
編集中のファイルで、参照されていない不要なインポート文をまとめて削除する機能だ。雑に書いたソースコードを、コミット前に整理する場合に良く使う。
Shift + Ctrl + T
Open Typeダイアログを開く。
Open Typeダイアログは、クラス名による絞り込みを行い、クラスを開く機能を持つダイアログだ。
プロジェクト中のソースコードだけでなく、参照先のライブラリのclassファイルも開くことができるのがポイントだ。
Ctrl + H
Searchダイアログを開く。
Searchダイアログは強力な検索機能を提供する。Ctrl + Fで開くFind/Replaceダイアログとは異なり、プロジェクトの全ファイルに対して、Javaの構文に基づく検索や、正規表現による検索などが行える。
Shift + Alt + R
リファクタリングで名前を変更する。
ファイルにフォーカスしていれば、ファイル名(クラス名)の変更が行える。ソースコード中のクラス名や変数名にフォーカスしていれば、それらの名前を変更することができる。リファクタリングの効率を上げてくれるショートカットだ。
Ctrl + 2 に続いて l
ローカル変数を定義する。
例えば、以下のようにインスタンス生成だけを入力した行があるとしよう。
new ArrayList<String>();
この行でCtrl + 2
に続いてl
を入力すると、ローカル変数の定義が以下のように挿入される。
ArrayList<String> arrayList = new ArrayList<String>();