拙作の2ちゃんねるアクセス用のライブラリx2chは、パーサとダウンローダーを独立して使えるようになっている。このため、2ちゃんねると同じ構造の掲示板であれば、何でもx2chで扱うことができる。
例えばチャットちゃんねるのアニメ特撮実況掲示板を扱うには、以下のように板を表すBoardクラスを自分で生成して使うと良い。
require 'x2ch'
include X2CH
url = 'http://cha2.net/cgi-bin/anitoku/'
name = 'アニメ特撮実況掲示板'
Board.new(url, name).each{|thread|
p thread
}
上の例では板をx2chに解釈させて、スレッドを取り出している。もしDATファイルのURLまでわかっているなら、以下の方法でDATファイルのパーサだけ利用することもできる。
require 'x2ch'
include X2CH
url = ""
dat = Dat.download(url)
Dat.parse(dat).each{|post|
p post
}
parseはStringでDATファイルの内容を与えればそれをパースして、投稿を表すPostクラスの配列を返すメソッドだ。
DATファイルは別にx2chでダウンロードさせなくても良いので、既にダウンロードして保存してあるDATファイルを読み込ませ、内容をパースするような使い方もできるだろう。